循環器内科

血管や心臓の病気を
中心に診療

うめだクリニック|循環器内科

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循環器内科では血管や心臓の病気を中心に不整脈・虚血性心疾患・心不全・高血圧・生活習慣病・睡眠時無呼吸症候群など循環器の不具合から生じる症状や疾患を内科的に診療いたします。動悸や息切れがする、脈が乱れているなど気になる症状はありませんか?これらのサインは放っておくと、やがて重篤な事態へと繋がる危険性をはらんでいます。早めの治療が大切ですので、少しでも異常を感じたら迷わず受診する事をおすすめします。

主な取り扱い疾患

不整脈
(心房細動・発作性頻拍症・期外収縮・洞機能不全・房室ブロック・ペースメーカー など)

うめだクリニック|一般内科

不整脈とは

不整脈は、心拍数や脈拍のリズムが一定でない状態の事をいいます。また心拍や脈拍が整であっても、心電図異常がある場合は臨床的には不整脈です。脈がゆっくり打つ、速く打つ、または不規則に打つ状態といろいろありますが、脈拍が1分間に50以下の場合を「徐脈」、100以上の場合を「頻脈」といいます。

症状

全く無症状の場合は無症候性不整脈、症状のある場合は症候性不整脈と呼びます。また、病気に由来するものと、そうでない生理的なものがあります。 症状としては、動悸、めまい、失神(10秒以上停止すると意識がなくなって倒れるAdam-stoks発作)、胸部違和感、息切れ、胸痛などがあげられます。具体的には脈拍が1分間に40以下になると、徐脈による息切れや、めまいなどの症状が出やすくなります。一方、明らかな誘因がないのに、突然、脈拍が120以上になる場合は病的な頻脈の可能性があります。頻脈になると動悸や息切れのほかに、胸痛、めまい、失神といった症状が出ることがあります。この他、のどや胸の不快感や動悸、またはキュッとしたごく短い時間の痛みとして感じる人もいます。病名をあげますと、心房性期外収縮、心室性期外収縮、洞不全症候群、房室ブロック、WPW症候群、発作性上室性頻拍症、心房細動等があります。心臓のどこで、何がおこっているか?程度はどのくらいか?心配のいらないものから突然死に関わるものまでさまざまな種類があります。軽い動悸だから大丈夫という素人判断は怖いです。心電図、心エコー検査等、循環器専門医による詳しい検査を受けることを勧めます。

虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞 など)

うめだクリニック|一般内科

虚血性心疾患とは

虚血性心疾患は、心臓の筋肉に酸素と栄養を送りこむ冠動脈の閉塞や狭窄などにより、心筋への血流が十分に流れない状態(虚血)になると、心臓の筋肉に必要な酸素や栄養がいきわたりにくくなり心臓に障害が起こる疾患です。虚血性心疾患のうち、血栓や冠動脈の動脈硬化によっておこる一過性のものを「狭心症」、血液の供給が完全にストップすることにより、その部分の壁の動きが悪くなってしまう(心筋の一部が壊死する)ようなものを「心筋梗塞」と呼びます。

症状

急に激しい運動をしたり、強いストレスがかかると、心臓の筋肉は一時的に血液不足となり主に前胸部、時に左腕や背中に痛み、圧迫感を生じます。症状は症例によって大きく異なるため、注意深い問診が極めて重要となります。

心不全(心筋症・弁膜症 など)

うめだクリニック|一般内科

心不全とは

心臓は、全身の筋肉や臓器に血液を送るポンプの役割をしています。全身を回ってきた血液を肺へ送り、酸素と二酸化炭素のガス交換を行います。様々な原因でそのポンプの機能が働かなくなっている状態を心不全といいます。つまり、心不全とは、病名ではなく「状態」のことです。原因として、様々な心臓の病気があって引き起こされるものなのです。

症状

心不全は心臓のポンプ機能低下でおこるものです。そのため、体に血液を送り出せず、疲れやすい・寝られない・手足が冷たくなる、両足がむくむなどの初期症状が出ます。手足が冷たくて夏場でも暖房をつけるほどの患者さんもいます。そこから症状が進むと、息切れ・呼吸困難といった症状が現れます。今までと 違う・おかしいなど生活に違和感を感じたら循環器系のクリニックを受診することをお勧めします。

高血圧

うめだクリニック|一般内科

高血圧とは

高血圧は、血圧が正常範囲を超えて高く維持されている状態です。そして、高血圧症とは、くり返して測っても血圧が正常より高い場合をいいます。診察室血圧で最高血圧が140mmHg以上、あるいは、最低血圧が90mmHg以上であれば、高血圧と診断されます。高血圧自体の自覚症状は何もないことが多いです。高血圧症の種類ですが、原因がはっきり判らない高血圧症の約90%が「本態性高血圧症」です。本態性高血圧症は遺伝的な因子や生活習慣などの環境因子が関与しており、生活習慣病といわれています。肥満・過剰な塩分摂取・過剰飲酒・喫煙・ストレス・運動不足等が複合的な原因と考えられています。他に、体の中に血圧上昇の原因となるはっきりした病気がある場合の高血圧症を「二次性高血圧症」と呼びます。これに分類されるものは、原因を外科手術により治療することで高血圧自体の治療が期待できるものも含まれます。

症状

高血圧には特有な自覚症状はありません。高血圧は長い時間をかけて進行し、血管を障害していきます。その結果、動脈硬化を原因とした心臓病や脳卒中などの合併症の引き金となります。つまり、何らかの自覚症状が出てきたということは、すでにこれらの合併症を発症しているということで、その合併症による自覚症状の可能性が高いのです。心臓病を例にとると、日本では狭心症や心筋梗塞の原因疾患のトップは高血圧です。これらの自覚症状として多いのが胸の違和感や痛み、また圧迫感や締め付け感などです。しかし、これらの自覚症状は狭心症や心筋梗塞の自覚症状であり高血圧による症状ではありません。 つまり、かなり深刻な状態に陥るまでは本人は気がつかないのです。これが、高血圧が「沈黙の殺人者」と呼ばれるゆえんなのです。

生活習慣病(糖尿病・脂質異常症・痛風 など)

うめだクリニック|一般内科

生活習慣病とは

生活習慣病は、その名の通り、生活習慣が原因で発症する疾患のことです。偏った食事、運動不足、喫煙、過度の飲酒、過度のストレスなど、好ましくない習慣や環境が積み重なると発症のリスクが高くなります。高血圧、脂質異常症などと診断されたら、症状がなくても、食事や運動など生活習慣を見直すことが重要です。

症状

生活習慣病は、一般的には症状は出にくいとされています。症状がない(乏しい)ため、日常生活で困る事は少なく、健康診断などで指摘を受けても、放置されているケースがみられます。

睡眠時無呼吸症候群

うめだクリニック|一般内科

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群は無呼吸といびきのせいで、充分な睡眠が取れない病気です。脳も体も十分に休息する事が出来ない為、日中の強い眠気や疲労感、起床時の頭痛や抑うつ感などにつながり、労働や学業に対する意欲を低下させます。また、集中力や活力も低下するため、車での漫然運転や居眠り運転による事故を起こしやすくなります。合併症として高血圧・狭心症・心筋梗塞・脳梗塞を引き起こしやすく、高脂血症や動脈硬化、不整脈とも関係があるといわれています。睡眠時無呼吸症候群は、新たな生活習慣病として問題視されています。

治療について

簡易検査から精密検査(PSG検査)で詳しく睡眠の状態を診断します。そのうえで睡眠時無呼吸症候群と診断された患者さまには、CPAP(シーパップ)療法を中心とした治療を進めていきます。